会社設立後、法人口座を作るとき
法人口座を作るときは、金融機関ごとに必要書類の確認を
会社を設立した後、様々な手続きを行う必要があるのですが、金融機関で法人口座を作ることもその一つでしょう。税務署に行って、法人設立届出書を提出した後には、金融機関にそのまま出向くなんていうこともあるのではないでしょうか。
さて、その際には、口座を開きたい金融機関のHPやお問合せ窓口などで、きちんと必要書類を確認することをお勧めします。金融機関によっても、必要とされる書類が少し違っていたり、設立する会社によっても個別に異なる場合があるため、注意が必要です。
ビジネスを始める外国人の方にとってプラスであったらよいもの
基本的な書類については金融機関のHPなどで確認すればわかりますので、ここでは割愛しますが、とくに外国人の方の場合にあると便利なものをご紹介します。
まず、保険証などの公的な書類で、氏名のアルファベット表記とカタカナ表記が一緒に載っているものがあれば便利です。履歴事項全部証明書や印鑑証明書などが、提出書類として定められることがほとんどだと思いますが、これらの書類で氏名がカタカナ表記のみとなっている場合があります。
窓口の方からしてみると、名前のアルファベット表記とカタカナ表記が一緒に載っているものがあると、確認がしやすいようですし、外国人の方からしても1枚に情報が載っていると説明がより簡単です。もし、持参できるものが何かあれば、確認の時間短縮に少し役立つかもしれません。
また、外国人の方が許認可の必要なビジネスをやろうとしている場合は、その許認可を取得しているのであれば、許認可番号がわかるものを持参しておくと便利です。金融機関にもよりますが、もし記載する必要がある場合にすぐ記入できるので、あとでまた確認するという二度手間を省くことができます。
個人口座開設よりハードルが高いので入念に準備を
法人口座の開設は、個人口座よりも提出書類が多く、不備や不足書類があると手続きが前に進まないこともあり得ます。時間もかかりがちですので、事前に内容をしっかり確認することが重要です。
きちんと準備をして法人としての第一歩、スムーズに踏み出すことができたらとても嬉しいですね。