外国人が日本でお店を経営するとき

経営者となるには経営管理ビザが必要です

　私は、日本で何かのお店を経営したい外国人の方の相談に乗ることがしばしばあります。
日本でお店を経営するには、経営管理ビザというものが必要であり、このビザを取るためには非常にたくさんの準備が必要になります。
一般的には、会社を設立したり、営業に必要となる許認可を取ったりするというステップを踏みます。もちろん、経営をするためには事業所が必要であり、これも事業用のための契約になっていることが求められます。

人員体制も重要

　経営管理ビザを取ろうとする経営者は、あくまでも「経営管理」に専念するのであって、もっぱら現業をおこなうことはいけないことになっています。ですので、経営者を除いた従業員で、お店の運営ができるような人員体制を作ることが必要です。従業員の採用には準備にも時間がかかるので、初期のうちから計画的に考えておかねばなりません。
　という風に、考えることが盛りだくさんです。一人で考えるのがちょっとしんどい、また、日本の役所の方と対応するのが心配だという場合にはぜひ気軽にご相談ください。